【図解メルマガ】内部監査Q&A【#0296】
おはようございます。会計士の樋口です。
図解メルマガ「内部監査Q&A」の第50シリーズの第2回をお届けします。
第50シリーズは「今から始める改訂J-SOX対応」について解説しています。
前回は、制度改訂の経緯について
1.内部統制報告制度の実効性に対する懸念
2.内部統制の基本的枠組みが時代の変化に対応しきれなくなったこと
の2つがあることを解説しました。
今回はそのうちの「実効性に対する懸念と、それを踏まえた改訂ポイント」についての説明です。
■内部統制報告制度の実効性に対する懸念
こちらも前回の振り返りとなりますが
・当初、内部統制報告書上「内部統制は有効である」と記載していた
・数年後、「内部統制に不備があった」と訂正報告書を提出するケースが一定数存在している
・その不備は「内部統制の評価範囲の外に起因する」ことが珍しくない
という状況が続き、「制度の形骸化」が問題となったことから、
「評価範囲についてリスク・アプローチの観点を、より強化して決定すること」が改訂のポイントとして掲げられています。
(以下略)
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