こんにちは。会計士の樋口です。
図解メルマガ「内部監査Q&A」の第28シリーズの第2回をお届けします。

第28シリーズでは「内部統制報告制度⑤-簡素化・最適化」について解説しています。
今回は「決算・財務報告プロセスの文書化」についての解説を進めていきます。

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■評価対象項目の重複

▽決算・財務報告プロセスの対象
実施基準によれば主として経理部門が担当する決算・財務報告に係る業務プロセスのうち、全社的な観点で評価することが適切と考えられるものについては、全社的な内部統制に準じて、すべての事業拠点について評価するとされています。
こちらについて、以下「決算（全社）」と呼びます。

一方で、重要な事業拠点及びそれ以外の事業拠点について、
財務報告への影響を勘案して、以下のa~cに該当する重要性の大きい業務プロセスについては、個別に評価対象に追加する、という定めがあります。

（以下略）

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